ビコール運転手付レンタカーの料金
ビコール地域で運転手付レンタカーをご提供しています。マニラからビコール地域へ移動されるお客様は、遠方への運転手当として以下のエリア料金がかかります。
エリア料金 | お問い合わせください |
マニラからの所要時間 | 約7〜10時間 |
ビコール地域の概要
ビコール地域はルソン島の最南端に位置し、6州で構成されています。中心都市は域内最大の人口を抱えるアルバイ州レガスピ市で、マニラ首都圏からは飛行機で1時間、車で約10時間の距離にあります。地域全体の人口は約608万人に上り、面積は1万8,100平方キロメートルです。
マニラ首都圏との距離があり、台風が発生すると通り道になりやすいビコール。製造拠点としてよりも、肥沃な大地で育つコメやココナツ、フィリピン原産のアバカ麻やピリナッツなど農作物の生産で有名です。
地域のシンボルといえば、日本の富士山にも例えられる標高約2,500mのマヨン火山です。レガスピをはじめとする周辺都市のどこからでも雄大な姿を眺めることができます。街にはスペイン統治時代の古い建物や遺跡も多く残っています。のどかな田園風景や島々の透き通った海が広がり、全体的にゆったりとした時間が流れています。
主要地区
- 北カマリネス州
- 南カマリネス州(ナガ市、イリガ市など)
- アルバイ州(レガスピ市、タバコ市、ダラガ町など)
- ソルソゴン州
- カタンドゥアネス州
- マスバテ州(マスバテ市など)
ビジネス情報
ビコールには大規模な生産拠点や工業団地はありません。代わりにコールセンターなどのIT・ビジネス・プロセス・アウトソーシング(BPO)産業が盛んです。ITパークは南カマリネス州とアルバイ州に集中しています。
人気観光スポット
1. レガスピ
ビコールの玄関口で商業都市のレガスピ。空港に近いアルバイ地区と繁華街のあるレガスピ港地区に分かれ、レガスピ港地区は徒歩で回ることができます。「セント・ラファエル教会」のほか、絶景ポイントの「カプントゥカンの丘」が見どころ。郷土料理の「ビコールエクスプレス」や唐辛子アイスも外せません。
隣町にあるバロック様式の「ダラガ教会」は1773年建造で、火山大噴火にも耐えて現在も利用されています。空港近郊の「ホヨップ・ホヨパン洞窟」にも足を伸ばすと良いでしょう。
【住所】Legazpi City, Albay
ニノイ・アキノ国際空港(NAIA)から約460km
所要時間:レンタカーで約10時間
2. ナガ
南カマリネス州にあるナガは、域内でレガスピに次ぐ重要都市です。特に9月に開催される聖母マリアのための「ペニャフランシア祭り」など大規模なフェスティバルが有名で、フィリピン各地から観光客が集まります。
見どころは「メトロポリタン大聖堂」をはじめとした歴史ある教会の数々や、市民憩いの「リサール公園」です。また、ナガの約20km南東に位置する州都ピリは「奇跡のナッツ」とも呼ばれるピリナッツが特産品で、お土産におすすめです。
【住所】Naga City, Camarines Sur
ニノイ・アキノ国際空港(NAIA)から約370km
所要時間:レンタカーで約8時間
3. マヨン火山
マヨンという名前は、タガログ語で「美しい」を意味する「マガヨン」に由来するといわれています。一方、フィリピンで最も活発な活火山でもあり、最近では2014年と2018年に噴火活動により近隣住民が避難を余儀なくされました。
過去最も被害が大きかったのは1814年の大噴火。人々が逃げ込むも溶岩やがれきに埋まってしまったという「カグサワ教会跡」には、現在は鐘楼部分だけが残っています。火山の撮影スポットとしても人気です。
【住所】Legazpi City, Albay
ニノイ・アキノ国際空港(NAIA)から約460km
所要時間:レンタカーで約10時間
4. カタンドゥアネス島
ビコール東部に位置するカタンドゥアネス島では、手付かずのビーチや滝、洞窟などの大自然のほか、スペイン統治時代の教会などさまざまな楽しみ方ができます。また「プララン・ビーチ」はサーフィンの聖地として国内外から観光客が集まります。
【住所】Virac, Catanduanes
ニノイ・アキノ国際空港(NAIA)から約530km
所要時間:レンタカーと船で約12時間