ブラカン州運転手付レンタカーの料金
ブラカンで運転手付レンタカーをご提供しています。マニラからブラカンへ移動されるお客様は、遠方への運転手当として以下のエリア料金がかかります。
エリア料金 | 2,000円 |
マニラからの所要時間 | 約1〜2時間半※ |
※フィリピン・アリーナでのイベント開催時は渋滞のため数時間かかる可能性あり
ブラカン州の概要
ブラカン州は中部ルソン地域に属する7州のうちの1つです。マニラ首都圏の北側に隣接しており、車で高速道路を使えば30分~2時間ほどで州内の各地にアクセスできます。人口は約370万人で、中部ルソン地域では最多です。
マニラ首都圏の混雑緩和に向けた周辺地域の開発が進む中、ブラカン州には新しい国際空港の建設や、高架鉄道の延伸など、大規模なインフラ整備事業が集中しています。首都圏の生活用水供給源であるアンガットダムもブラカン州に位置しており、社会経済に重要な地域と位置づけられています。
フィリピン独立革命時代にゆかりのある歴史的な建造物や町並みで知られる一方、2014年には世界最大規模の多目的アリーナである、フィリピン・アリーナ(Philippine Arena)が開業し、スポーツの国際大会やコンサートに訪れる人たちも増えています。
主要地区
- マロロス市(州都)
- ディストリクト1(カルンピット町、ハゴノイ町など)
- ディストリクト2(バリワグ市、プラリデル町など)
- ディストリクト3(サンミゲル町、サンイルデフォンソ町など)
- ディストリクト4(メイカワヤン市、マリラオ町など)
- ディストリクト5(ボカウェ町、パンディ町など)
- ディストリクト6(サンタマリア町など)
ビジネス情報
2027年開港予定の新マニラ国際空港(New Manila International Airport、ブラカン州ブラカン町)、通勤者の利便性向上に向けたマニラ首都圏高架鉄道(MRT)7号線の建設が進行中で地価が上昇しており、それに伴って住宅開発の勢いも増しています。新空港の周辺地域には、新たな経済特区の設置が見込まれており、税制優遇の内容や、同州沿岸部の悩みの種である洪水防止策など詳細ついて法整備が行われているところです。地場産業としては、大理石や石灰岩の掘削・加工業や、花火・爆竹製造が有名です。
人気観光スポット
1. フィリピンアリーナ(Philippine Arena)
最大5万5千人収容可能な多目的アリーナ。2019年の東南アジア競技大会や2023年FIBAバスケットボールワールドカップなどスポーツ大会や、国内外の著名アーティストのコンサート会場となっており、近年ではKポップアーティストの公演を観に、日本からファンが訪れることも多い場所です。アリーナがある敷地は140ヘクタール(約14,000km2)の観光ゾーンとなっており、子どもたちが遊べる公園やミニ動物園などもあり、市民の憩いの場としても親しまれています。
【住所】Ciudad de Victoria, Bocaue, Bulacan
ニノイ・アキノ国際空港(NAIA)から約45km
所要時間:レンタカーで約1時間
2. バラソアイン教会(Barasoain Church)
スペイン植民地時代の1888年に建てられたローマ・カトリック教会。フィリピン革命の中で、1898年に独立を宣言した英雄エミリオ・アギナルドが、翌1899年にアジアで初めての共和国樹立と言われている「第一フィリピン共和国」の議会を開いた場所がこのバラソアイン教会です。地名を取って別名マロロス共和国とも言われ、マロロス町とバラソアイン教会は独立共和国誕生の地として知られています。
【住所】San Gabriel, Malolos, Bulacan
ニノイ・アキノ国際空港(NAIA)から約42km
所要時間:レンタカーで約1時間
3. ビアクナバト国立公園(Biak-na-Bato National Park)
フィリピン革命期に革命軍の隠れ家として使われていたことでも有名な場所で、現在は2,117ヘクタール(約211,700km2)の広大な国立公園となっています。洞窟、川、登山を一度に楽しめる初級者向けハイキングコースがあり、首都圏から日帰りでアウトドアを楽しめるポイントとして人気です。マナルモン山(標高196m)に向かう途中のマドゥルム洞窟は、太平洋戦争中は日本軍が隠れ家として使っていたこともあります。
【住所】San Miguel, Bulacan
ニノイ・アキノ国際空港(NAIA)から約107km
所要時間:レンタカーで約2時間半